未来人A先生(原作)、井上菜摘先生(漫画)、jimmy先生(キャラクター原案)による、異世界転生ファンタジー。
「小説家になろう」の人気作のコミカライズで、2020年よりマガジンポケットにて連載中。
2024年4月からはアニメ化も決定しています。
あらすじ
日本で普通に暮らすサラリーマンの男が異世界へ転生。
小さな領地の貴族の息子として生まれた彼は、他人のステータスを見ることができる「鑑定」のスキルを会得していた。
彼はこのスキルを使って、将来の危機に備えて有能な人材を探し求める。
登場人物
アルス・ローベント
元々は日本に暮らす普通のサラリーマンだったが、とあるきっかけで異世界へ転生。
ランベルクという領地の貴族の息子として生まれ変わる。
他人を鑑定できる能力をもつ。
レイヴン・ローベント
アルスの父。
農民出身だが、持ち前の武勇で貴族に成り上がった。
リーツ・ミューセス
奴隷民族であるマルカ人の少年。
アルスが戦闘の才能を見出し、ローベント家の雑兵として雇われることになる。
シャーロット・レイス
城郭都市カナレの路地裏で盗みやゴミ漁りなどをして暮らす少女。
同じような境遇の子どもたちの世話をしている。
見どころ
鑑定スキルが斬新
主人公のアルスは相手のステータスを見ることができる鑑定のスキルを持ちます。
相手を見るだけで「統率」「武勇」などのステータス、「歩兵」「魔法兵」などの適性がわかるのです。
主人公自ら戦うのではなく、仲間のステータスを有効に活用して戦略を練る。
ゲームではよく使われる戦略シミュレーションのシステムを、漫画にうまく取り込んで描いているのが斬新です。
「バトル漫画は絵の迫力も大事だけど、頭脳プレーも好きだ」という方におすすめです。
結論ありきの物語
この漫画の正式名称は『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~』です。
つまりタイトルでほとんど内容を言ってしまっているのです。
しかし「面白い物語はネタバレしても面白い」という側面があります。
気になるのはそこに至るまでの過程。
この漫画も今後どんなスキルの仲間たちが登場し、どのような展開で最強領地を築いていくのか楽しみです。
このひと言!
『の‥の‥信長だ!』
引用:『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~』(原作:未来人A)
これは、アルスが初めてリーツのステータスを見た時の心の声です。
非の打ち所がない圧倒的なステータスを前に、リーツが今後自分たちの領地になくてはならない存在になることを確信します。
日本人ならその凄さが一発で伝わる、説明不要のひと言です。
戦略シミュレーションゲームが好きな方におすすめ
『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』は、異世界に転生した主人公が「鑑定」のスキルを駆使して弱小領地を最強領地にしていく物語です。
戦略シミュレーションゲームが好きな方、ファンタジー系の物語が好きな方におすすめです。
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